マダニってどんなダニ?ペットに寄生してしまった時の対処方法
マダニってどんなダニ?
マダニは家庭内に生息するダニとは種類が異なり、山林や草地に生息しています。
マダニが寄生すると貧血・皮膚病の発症、死の危険がある犬バベシア症などを引き起こします。
また人間に感染すると致死率の高い・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のような病原体を媒介します。
ペットにマダニが寄生してしまった時は!
マダニはペットの頭や耳など皮膚の薄い部分に好んで寄生し、くちばしを刺して固定します。
とても強固に着いているので、無理に取ろうとすると皮膚が裂けたり、ダニの口器だけが残ったりして、皮膚病の原因になることがあります。
寄生しているのを発見したらすぐに動物病院へ連れて行ってください。
専用のピンセットでマダニを外し、駆除薬も投与されます。
絶対に無理にマダニを引き剥がすことはしないでください。
春から秋にかけてはマダニの活動が活発になります。
山や草むらにペットを連れて行く際には事前に予防薬を使用するようにすること、飼い主さん自身も噛まれることがないように、肌の露出を控えるようにしてください。