ペット保険って入るべき?保険の比較とメリット・デメリットの解説!

はじめに

今回は、ペット保険について紹介していきます。

ペット保険とは何なのか、保険の種類、加入するメリット・デメリットを紹介します。ペット保険に加入しようか悩んでいる方や、ペット保険の存在を知らなかった方への情報を集めましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ペット保険とは?

ペット保険とは、飼育するペットを対象とする保険のことです。対象となる動物は、犬や猫はもちろん、保険によっては鳥やフェレットなどの小動物も含まれます。人の保険と同様に、ペットが病気になったり怪我をしたりした際の治療や入院に必要な費用を補償してくれます。

保険によっては、ペットが他人を傷つけたり他人のものを壊したりしてしまった際の損害賠償が補償の対象となっていることもあります。またペットが亡くなってしまった際の葬儀費用が補償されることもあります。

ペット保険の種類

ペット保険とは一体どんなものなのか、何が対象となるのか。

その補償内容は保険の銘柄によって様々です。ここからは、有名なペット保険をピックアップして紹介していこうと思います。

アニコム損保「ふぁみりぃ」

アニコム損保では、ペット保険シェアNo.1の保険銘柄「ふぁみりぃ」を提供しています。「ふぁみりぃ」は犬や猫、鳥、うさぎ、フェレットが対象です。プランや補償対象の動物によって異なりますが、費用は3000円程度からです。

大手なだけあってその補償内容はとても充実しており、病気や怪我をした際の入院や通院、手術などにかかる費用全てをカバーしてくれます。また、その使いやすさが人気の秘訣であり、多くの動物病院で保険証を提示するだけで補償を受けられます。他にも、動物の健康診断が受けられたり、ペットが迷子になってしまった際の捜索をサポートしてくれたりと、豊富なサービスも特徴です。

auペット保険

携帯キャリアで有名なauのペット保険サービスです。その最大の特徴はやはり、価格のお手頃さでしょう。保険料は830円からと非常に安く、それでいて入院や手術などでかかる高額な費用をカバーしてくれます。

ただ、対象とする動物が犬と猫だけであることや、高齢になると保険料が割高になることが懸念されます。

SBIいきいき少短

この保険は、オリコン顧客満足度ランキングで1位を獲得するなど、非常に評価と人気の高いものとなっております。保険料は495円からと業界最安値レベルであるにもかかわらず、入院、通院、手術の全てをカバーしているところが人気の秘訣かと思われます。また、インターネットから登録すると10%の割引が受けられるため、さらに割安感を得られるかもしれません。

ただ、この保険も犬と猫しか対象としていません。

小動物も加入できるペット保険

ここまで紹介してきた保険は、爬虫類やハリネズミなどのマイナーな動物は対象とされていません。これらの小動物を対象としているペット保険として、SBIプリズムペット保険やアニコム損保の「はっぴぃ」などがあります。

SBIプリズム保険は動物種によって異なりますが、保険料は2000円ほどです。犬や猫の保険とは違い、年齢が上がっても保険料が変化しないことが大きな特徴であると言えます。もちろん、入院や通院、手術をカバーするなど、補償内容は充実しています。

一方で、「はっぴぃ」の保険料はまちまちです。補償内容は充実していますが、引き受け年齢が1歳11ヶ月と厳しいことや、保険への加入が動物のお迎え時に限られていることから、個人的にはSBIプリズム保険の方をおすすめします。

ペット保険に加入するメリット・デメリット

 続いて、ペット保険に加入するメリットとデメリットについて紹介します。

メリット

人間であれば、自分の体の不調は自分で気づきますし、能動的に病院へ通うことができます。一方、動物の場合、体の不調を自ら訴えてくれることはありません。そのため、ちょっとした変化に気づいたとしても、これが病気によるものなのかどうか分からないため、飼い主さんは病院へ行くべきかどうか悩むことがあるかと思います。

しかし、ペット保険に加入していれば通院にかかるコストが下がるため、少しの疑問でも気軽に動物病院へ通うことができます。また、万が一重大な病気にかかり、手術を受けることになったら予想以上の金額がかかりますが、保険でカバーできると安心ですよね。このように、ペットの健康と未来の面においては通院が気軽にできる点、飼い主さんにおいては万が一の時の経済的な負担が軽減される点がメリットになるのではないでしょうか。

デメリット

どの保険においてもそうですが、万が一が起こらなかった場合、それまで支払った保険料は無駄になってしまします。

また、ペット保険に特徴的なデメリットとして次のものが挙げられます。

それは、保険金の上限が人の保険と比べて少額であることや、補償対象外の病気や怪我が細かく設定されていることです。上限はプランによって異なりますが、全額保証する保険はおそらくありません。最大でも70%ほどであるため、「せっかく高いお金を払ったのにこれだけしか戻ってこないの?」と不満が上がる可能性もあります。また、ペット保険は予防接種や予防接種で防げる病気、避妊去勢やある種の怪我は補償対象外となる可能性があります。

これらのカバー範囲は保険によって変わりますが、すべての病気・怪我をカバーしてくれるわけではないことは注意しておきましょう。

まとめ

今回は、ペット保険の銘柄の紹介と、ペット保険に加入するメリット・デメリットについて見ていきました。

支払う保険料と受け取れる保険金のバランスを考え、じっくり検討してみてください。